2014年12月22日

今も昔も人々の信仰を集める 帆山寺観音さま

18日は観音さまの縁日です。
越前市でただ一ヶ寺、今もご詠歌が唱えられている寺がある
北陸33番観音霊場の8番札所
「おくれじな、ぐぜいの船に 帆山寺御法の風にまかせて、南無観世音」
越前市の古刹で、その歴史は古く、町の中央に位置し
多く人たちの信仰を集めている
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帆山寺は越前市で誕生された、曹洞宗総持寺開祖 瑩山禅師の
慈母懐鑑大姉が毎日33巻の観音経を唱え、333拝の行を自分に課せ
胎内の子の安からん事を願い参拝して、37歳の高齢で無事出産された
祈願寺として有名です
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その祈願寺は、現在、村国山中腹に残されている
帆山寺、奥の院・多禰の観音堂です
創建当時、峯には松柏が青々と茂り、麓には洪々として
深淵がひろがり、浄土を思わせる霊地であったという
この淵底に数千年来住む大龍が、帆山寺の守護神といわれた。
この場所は、現在も龍ヶ淵(たつがふち)とよばれている

観音谷に当時をしのぶ石段が残され、
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参道脇には、織田信長の戦火で散乱した、石塔を集めた
石材は異なるが、五輪塔1基が残されている。銘はない
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天正19年(1591)に、帆山寺の遥拝所であった、越前市住吉町に
武生の領主 木村常陸介が社寺を寄進し帆山町から移ったと伝えられている
posted by 和姫 at 23:31| Comment(0) | 歴女日記