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越前ものがたり!歴史の散歩道!
古代より越前には国府が置かれ政治・経済・文化の中心として栄え、
多くの歴史が残されています。未来へ受継がれていくお宝を紹介します
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2022年08月31日
畑町 妙永寺の地獄絵図
日野山の麓、畑町の一番奥の高台に建つ、天台宗 寶光山妙永寺は
永禄2年(1259)朝倉義景の 側室が得度して妙永比丘尼となり、建立
したもので、菊法師丸石宮が妙永庵に土地を寄進した古文書が 残されて
います。
地獄絵図は篤信家が寄進したもので絵図の裏紙にその名を読む事が出来ます。
絵図は10枚あり、初7日から49日まで悪人が閻魔大王の前で7日ごとに
裁かれ、地獄か極楽行が決まります。百ヶ日、1周忌、3周忌と供養することで
皆が極楽へ導かれて行きます。この絵図は、旧盆に本堂に掲げられます。
(地獄絵図 初七日から4・七日まで)
posted by 和姫 at 21:07|
歴女日記
2022年06月14日
北陸新幹線越前たけふ駅 ビューポイント岩内山
北陸新幹線越前たけふ駅を望むビューポイント
駅東口、岩内山へ歴史セミナーのメンバーと登ってきました
海抜96.1m 独立丘陵で尾根上には51基の古墳が存在しています
登り口には、すでに案内番が建てられています
階段が造られ整備されています
階段を登りきると見晴らしの良い場所にでますが(古墳の案内板あり)
ここから南へ約10m進むと、日野山トンネルが見える場所が
あります。案内板がないので注意して見落としのないようにしてください
再び元の古墳の案内板まで戻り、ここから再び階段を登ります
第2見晴らし台に到着です。ここからは越前市街地西北、鯖江市
高速道路、新幹線の交差点が見え、雄大な景色を一望できます
また、進行中の工事を確認することもできます
緑に輝く、広大な田園風景を眼にできるのも、あとしばらくです
早いスピードで、開発の波が押し寄せ、この美しい風景も消え失せていくのでしょう
越前たけふ駅 岩内山側から撮影(駅東口)
出発時、ぱらついた雨も下山するまでもってくれました
今日は、北陸地方も梅雨入りしました。
、、
posted by 和姫 at 22:33|
歴女日記
2022年06月13日
無事巣立ちますように
つばめが工場の高い梁に巣を架け
子ども5匹が顔をのぞかせ、すくすくと育つています
昨年はこの時期、カラスに子どもを持っていかれ
くやしい腹立たし思いをしました
背を向けてゴミを出す用意をしているスキに
サット工場のつばめの子どもをくわえ飛び去っていかれ
巣も荒らされたのです
今年は、もうこないだろうと諦めていましたが、やってきました
細心の注意を払いシャツターを開けるのは
従業員が工場で働く時間に合わせ9時ごろ
昼休みはビニールのカーテンがひかれています
通勤人さんどうしたのだろうと不思議がらないでください
後しばらく、巣立っまでこの状態は続づきます
カラスも食べ物がなくなり、つばめの子どもだけでなく
卵を抱えている親鳥までもっていく異常な行動に出ています
やがて、つばめが春になれば、南の国から訪れる、当たり前と思わる
ことが失われていくのでしょう。
、
posted by 和姫 at 22:07|
歴女日記
2022年06月08日
帆山寺の寺宝 京都国立博物館に展示されています
帆山寺からマイクロバスで17名で、京都国立博物館で開かれている
「最澄と天台宗のすべて」展を身に行きました
延暦寺の最澄ゆかりの名品から、天台美術の粋と言える
様々な宝物、秘仏など全国に散らばる、国宝23件、
重要文化財71件を含む、全国の天台の名品130件が
展示されています。
福井県からは、
帆山寺 鎌倉〜南北朝時代 14世紀時代
「紺地金泥種子両界曼荼羅図」 南北朝時代14世紀「銅孔雀文馨」2点
國神神社 室町時代16世紀「 白山参詣曼荼羅図」
粟生寺 室町時代 16世紀 「真盛筆 六字名号」
江戸時代 慶長19年 「二十五菩薩来迎図
引接寺 鎌倉時代 13世紀 「金銀メツキ菊花文散銅水瓶」
が展示されていました。
全国規模での出品は見ごたえもあり、2時間での見学では不十分でした。
売店で販売されていた 伝教大師1200年大遠忌記念 特別展
「最澄と天台宗のすべて」購入して帰りました じっくり楽しみます。
posted by 和姫 at 15:45|
歴女日記
2022年06月06日
紫式部と越前 @
2年後の北陸新幹線 越前たけふ駅開業と重なり
NHK大河ドラマが、越前市ゆかりの紫式部が
主人公の「光る君へ」に決まりました。
紫式部は長徳2年(996)越前守に任命された
父藤原為時に伴い 越前国にやってきました
式部はひと冬の滞在で 国府館からそう遠くない距離で
日野の杉むらに積もる美しい雪をみて 歌を詠んでいます
「暦に 初雪降ると書きつけたる日
目に近き日野嶽といふ山の雪
いと深う見やるれば
古ゝ爾(に)かく 日野の杉むら埋む雪
小塩の松に 今日やまがえる」
「日野の杉むら」令和2年撮影
春になったら 敦賀客館の宋人を視察に来るという
結婚の相手藤原宣孝の求婚に
「としか偏(へ)り天(て) 閑(から)ひと見爾(みに)ゆかむと
いひ介(け)るひとの はるはとくるものと
いか天志(てし)ら勢たてまつら無といひたるに
はるなれど し羅年(らね)のみゆき いや徒(つ)もり
とく遍起本(へきほ)ど能(の) いつとな起(き)か那(な)」
「春の訪れとともに山の雪は解けるもの
その様に貴女のこころも打ち解けるものと 教えて
あげたいといって来たけれど 春になりましたが
越の白山の雪はいよいよ積もり 解けるのは
いつのことだかわかりません」と歌に託して
親子ほど年令差の違う宣孝に断りを入れています。
「北日野地区から白山を望む」
式部が都を離れたのは 人生のなかでただ一度だけでした。
感受性の強い式部は、自然の厳しさ、美しさを
目のあたりにして、越前の地で『源氏物語』の構想を練ったと言われています。
越前と紫式部の関係は北日野地区から始まり
昭和8年11月 紫式部を師と仰いだ 与謝野晶子は竹内宇助の招きで
武生を訪れ 宇助の山荘 村国山いただきの亭で多くの歌を詠み
紫式部、与謝野晶子文学は越前の地で大切に受け継がれています。
、
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posted by 和姫 at 10:12|
歴女日記
2022年04月25日
竹の子の酢漬けに初挑戦
今年は、たけの子の表年といわれ、春先から
気温も上昇して、すくすくと頭を出しています
今日も、赤土の裏山の柔らかい物を2本いただきました
この大きさでも、アクがなくこのまま水だけで
湯がいても大丈夫おいしいですよ
食べきれないので、今までの方法、冷凍保存と
今年、初挑戦 生で酢に漬ける2通つくりました
「使用目的に応じた大きさに切り、しょうゆで味付します、
味が染んだらジップにいれ冷凍庫で保管します。
春巻き 煮物、秋祭りの五目寿司の具などさまざな料理に
使用します。長期の保存も大丈夫です」
「今年初めつて、友人の勧めで作りました。
生のまま煮物の大きさに切り、材料が酢にかぶる位まで入れます。
年末まで持っそうです。食べる時は2日間くらい水にさらして
酢を抜いて料理します」
何にでも挑戦してみます、うまくいくでしょうか?
posted by 和姫 at 22:07|
歴女日記
2022年04月24日
大塩八幡宮で陣を構えた 木曽義仲
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」と放映が同じくすることで
越前市から、木曽義仲が陣を構えた大塩八幡宮のご案内
倶利伽羅峠地獄谷の戦いで、火牛の作戦により
平家に大勝した木曽義仲は、敗走する平家を追い
寿永二年(1183)六月、越前国に入り
大塩八幡宮に陣を構え、近江から京へ入るための
軍議を開いた。
この時、拝殿が炎に包まれ焼失したが、杣山日吉神社の
拝殿を壊し、三日三晩で造営したと伝えられている。
義仲は平家を滅ぼし本意を遂げ成就した暁には、
本殿を再建するとして柱を逆木に建て縁起をかついだと
いわれている。
しかし、寿永3年(1184)近江粟津の戦いで
源範頼、源義経に敗れ、再建する夢は叶わず
今も、2本の柱は逆木で立っていると伝えられている
「大塩八幡神社拝殿」国指定重要文化財
大塩八幡神社本殿裏手桜井の峰(117m)には、
木曽義仲の本陣跡が残され、ここより高岡城(224m)に
至る間には、3ケ所の堀切跡が残されている
この場所は北陸道に近く、東に日野川を挟み日野山を望み
ここより越前平野が広がる要害地で、南条、大塩、向新保、
帆山など府中一円において鎌倉幕府北条執権から建武新政
を経て南北朝に至るまでの間、多くの戦いが繰り広げられた。
posted by 和姫 at 02:23|
歴女日記
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プロフィール
名前:和姫
年齢:inosisi 年
誕生日:霜月
性別:♀
一言:越前市には ジャンルは違っても 誇れるものがたくさんある。次の世代への メッセンジャーとしてお手伝いしたい。
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